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皮膚科|豊島区巣鴨の皮膚科・婦人科 女医が日曜日も診療致します

皮膚病と上手につき合う

皮膚は体の表面をすっぽり覆って内部の大切な器官や臓器を守り、体温を調節し、体の水分や体液が失われないようにするなど、体を正常な状態に保つ上で、とても大切な役割を担っています。「私たちの命は、皮膚の内側に宿っている」(デスモンド・フェルナンデス医師)のです。
そんな皮膚に生じた病的変化が皮膚病であり、実にたくさんの種類があります。
原因もいろいろで、外的因子によるもの、内的因子によるもの、加齢によるものなど、極めて多様です。皮膚科においても原因を把握することは大切なのですが、まだ原因のつきとめられていない皮膚疾患も存在します。
治療にあたっては、簡単に治るものもありますが、根気よく気長につき合っていく必要のある慢性疾患も少なくありません。しかし、適切なスキンケアと軟膏などによる外用療法、内服療法などを行うことによって、より良い状態を保ち、こうした皮膚病とも上手につき合っていくお手伝いをいたします。

漢方治療も取り入れています

漢方は、誰もがもともと兼ね備えている「自然治癒力」を高め、体の状態を整える効果が期待できます。
当院では、漢方も取り入れ、体の中から治す診療を行っております。
漢方薬だけを数種類組み合わせる方法、西洋医学の治療薬と併用する方法など、一つの症状でも、患者様お一人お一人、それぞれ異なってきますし、同じ患者様でも体調の変化により処方は変わってきます。
一人一人の自然治癒力を高めるために、証(しょう:体質や病気の状態)に応じて最適な薬を選び、処方いたします。

皮膚疾患の予防・治療

皮膚疾患の原因には、さまざまなものが挙げられますが、特に日常生活の過ごし方が大きな影響を与えています。脂っこいものや甘いものを食べ過ぎたり、睡眠不足やストレス過多な生活を送ったりしていると、皮膚トラブルを招きやすくなります。
バランスのとれた食生活をし、夜更かしを避けて十分な睡眠をとり、適度な運動を心がけましょう。ストレスをため込まないように、上手に気分転換を図ることも大切です。また、紫外線を過剰に浴び過ぎることも皮膚にはダメージになりますから(光老化)、日傘や帽子を利用して、日焼け対策を行うことも肝心です。
こうした一見あたり前のような健康的な生活を送ることが、皮膚疾患の予防と治療につながるのです。

皮膚科の主な対象疾患

  • 湿疹
  • アトピー性皮膚炎
  • 蕁麻疹
  • 乾癬
  • ニキビ
  • 水虫(白癬)
  • 虫さされ
  • 巻き爪
  • いぼ
  • ほくろ
  • やけど
  • けが(外傷) など

皮膚のことなら何でもご相談ください

上記のような皮膚疾患以外にも、日頃のスキンケアの悩みや乾燥、肌荒れなど、皮膚のことで少しでも気になることがございましたら、何でも遠慮無くご相談ください。

代表的な皮膚疾患・症状

かゆみ

かゆみとは、掻かずにはいられなくなるような皮膚表面の不快症状を指し、その実体は「痛みのごく弱いもの」と考えられています。
皮膚に起こる炎症などによってかゆみは生じますが、引っ掻いたりすれば、かゆみはさらに増幅します。また精神状態の与える影響も大きく、かゆみが気になり出したり、緊張したりすると、かゆみはさらに増すものです。
かゆみを引き起こす原因・病気は、少なからず存在します。
まずは、かゆみの原因を突き止めることが大切ですし、また掻けば掻くほどかゆみは悪化するものなので、できるだけ掻かずに、早めに皮膚科等の医療機関を受診しましょう。

当院では「外陰部のかゆみ」など、女性に特有のデリケートな症状についても適宜婦人科専門医と連携しながら治療にあたります。

かぶれ

皮膚に直接触れたものが原因となって起こる炎症や湿疹をかぶれ(接触性皮膚炎)と言います。原因となる外的刺激が特定されている場合にこう呼ばれます。原因が明らかな場合は通常、「うるしかぶれ」「おむつかぶれ」など、原因物質の名前を頭につけて称されます。
原因が明確にならない場合は、「パッチテスト」を行います。パッチテストとは、原因物質を皮膚に貼りつけて反応を見る検査です。原因物質がわかったら、その物質が含まれるものに接しないように気をつけることが大切です。

湿疹

皮膚科を受診される患者様に非常に多く見られる疾患です。ブツブツや小さな水泡、赤みなどが混ざって現れ、かゆみも伴います。
原因として考えられるものには、自己免疫や食べ物アレルギー、ダニ、ハウスダスト、薬疹、ウイルスなどがあります。湿疹・かぶれなどはかゆみを伴うことが多いため、ついつい掻いてしまいがちです。しかし、掻いて治ることはなく、むしろ、掻くことによって患部をかき壊してしまい、化膿や悪化を招き、患部が拡大してさらにかゆくなる、という悪循環に陥ることが少なくありません。かゆみや炎症を抑える薬を上手に使って、こうした悪循環を抑える必要があります。

じんましん

かゆみの強い、丸っぽい形をしたわずかに盛り上がったミミズ腫れが数分~24時間以内にできて消えていく皮膚疾患をじんましんと言い、4週間以内に治るものを急性じんましん、それ以上続くものを慢性じんましんと言います。
じんましんの原因は、食べ物や内服薬、細菌やウイルスの感染など様々で、検査としては皮内反応や血液検査IgE RAST法、一般血液検査等を行いますが、慢性じんましんでは原因が特定できないことが少なくありません。じんましんの治療には抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤などを使います。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、繰り返す慢性の湿疹と皮膚の乾燥が特徴的な皮膚疾患です。かゆみが強いのですが、掻くとさらに悪化し、悪循環を招きますので、治療によってかゆみを抑える必要があります。
喘息のほか、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎のある家系に出やすい傾向があり、また、ダニや食べ物などのアレルギーが起きやすいのも、アトピー性皮膚炎の特徴です。 アトピー性皮膚炎の治療にあたっては、皮内反応や血液検査などでよく調べた上で、外用薬のステロイド剤、免疫抑制剤、保湿剤等を用います。

ニキビ

ニキビは身近な皮膚疾患ですが、顔にできることが多いため、気にする人も多いものです。
ニキビの直接的な原因は、皮脂の過剰な分泌と毛穴の詰まりです。過剰に分泌された皮脂が毛穴に溜まり、面皰(めんぽう)という状態になります。この毛穴に溜まった皮脂を栄養源にして、ニキビの元となるニキビ菌は増殖していき、症状を悪化させます。
大人のニキビは、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、紫外線、ストレスや生活環境など、様々な要因が複雑に絡み合ってできることが多く、治りにくいのが特徴です。
治療にあたっては、ニキビの種類と重症度を判断し、外用薬(抗生物質の外用、アダパレン、BPOなど)、内服薬(抗生物質、ビタミン剤、漢方薬など)の中から選択します。
ニキビはよく“青春のシンボル”と言われますが、医学的には「尋常性ざ瘡」というれっきとした皮膚疾患です。ニキビができると気分的にもすぐれず、日常生活に影響してきます。また、ニキビのケアが不十分だと「ニキビ痕」が残ってしまうこともあります。ニキビの症状が現れたら、放置せずに専門医にご相談なさることをお勧めいたします。
当院では、月経不順などによる「大人のニキビ」についても、婦人科専門医との連携のもと、適切な治療をいたします。

たこ・魚の目

たこや魚の目は、足の特定の場所に継続的に圧力がかかって発症します。
たこは皮膚の表面の角質が部分的に肥厚したもので、痛みはありません。魚の目は肥厚した部分にさらに圧がかかって硬くなり、芯をもっているため、歩くたびに刺激されて痛みが走ります。
また、足の裏によくできるのが足底疣贅(そくていゆうぜい)という一種のイボで、これを魚の目と勘違いすることがあります。しかし、これはイボウイルス性の腫瘍であり、知らずに削ってかえって広げてしまうこともありますので、この鑑別をきちんとつけるためにも、皮膚科専門医への受診をお勧めします。

いぼ

いぼは、ヒトパピローマウイルスの感染によって発症する腫瘤で、いじるとどんどん増えていく傾向があります。人から人へも感染します。 いぼができたからといって、自分で引っ掻いて治そうとすると、かえってウイルスを撒き散らしてしまう可能性がありますので、いぼを見つけた際には、数が少ないうちに皮膚科医に相談しましょう。
イボの治療としては、液体窒素療法、内服療法、外用療法による除去等を行います。

水虫

水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビ(真菌)の一種が足の皮膚に入り込んで発症する疾患です。白癬菌の増えやすい夏に症状の悪化がよく見られるのが特徴で、足白癬は趾間型、小水疱型、角質増殖型に分類されます。
趾間型は、足指の間の皮膚がふやけたように白く濁り、かゆくなるのが特徴です。
冬は症状が治まりますが、夏になると再発し、2次的に細菌感染を併発しやすいタイプです。
小水疱型は、土踏まずや足の縁などに小水疱が多発します。これも夏に悪化し、かゆみを伴います。
角質増殖型では、足の裏から縁にかけての広範囲で皮膚が厚くなり、冬の方が乾燥でひび割れ等を起こしやすくなります。
治療は病態に応じて、塗り薬や内服薬を使います。

ヘルペス

単純ヘルペスウイルスの感染で起き、顔にできる1型と外陰部や臀部などの下半身にできる2型ウイルスの2種類があり、初感染で口内や外陰部に発疹が生じた時は高熱と激痛が伴います。
ヘルペスの治療としては、抗ウイルス剤の内服と外用を行います。発疹の出る前にチクチクする感じなどの予兆の出ることが多く、その時点で内服を始めると治りが早まります。
しかし、単純ヘルペスウイルスは神経節に入って潜伏するため、薬で完全に除去することはできません。寝不足、疲労、風邪などによって免疫力が下がると増殖し、再発しがちです。

脂漏性皮膚炎

脂腺の多いところに生じる湿疹で、頭部や顔、胸背部などにできやすいのが特徴です。新生児や乳児に多く見られますが、大きくなるにつれて自然にできなくなって来ます。 一方、問題なのは中高年の方の場合で、頭、顔、耳にフケがしつこく出て、かゆみもあり、とても憂うつなものです。
原因としては皮脂の成分の質的異常であり、皮膚の機能の老化が関係しています。また、でんぷう菌(マラセチア)の感染が関与することがあり、脂漏性皮膚炎の治療としては、強過ぎないように気をつけながらもしっかり洗うのが基本で、そうした後にステロイド軟膏とでんぷう菌に効く抗菌剤を塗ります。

帯状疱疹

水痘・帯状疱疹ウイルスの感染によって発症するため、水痘を経験した人にのみ起こります。
頭部から下肢までの間の片側の一定の神経支配領域に神経痛様の痛みを伴った小水泡が帯状に生じます。顔にできると顔面神経麻痺、内耳の障害によるめまい・耳鳴りなどが起こることがあります。
痛みに悩まされることが多く、帯状疱疹後疼痛として長い間痛みが残ってしまうことがあり、しかもこの痛みは治りにくく、それが問題です。
帯状疱疹は、いち早く皮膚科を受診して早く治すことが大切で、これにより帯状疱疹後疼痛の発症する頻度を少なくすることが可能です。