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月経不順(生理不順)|豊島区巣鴨の皮膚科・婦人科 女医が日曜日も診療致します

月経不順(生理不順)

月経異常

月経周期の異常

月経は、視床下部(脳)‐下垂体(脳)‐卵巣‐子宮といった器官が連携をとり、成り立っていますが、これらのいずれかに障害があると月経異常となります。

  • 無月経:月経が3か月以上停止したもの
  • 頻発月経:月経周期が24日以内のもの
  • 希発月経:月経周期が39日以上のもの
原因
中枢性排卵障害
精神的ストレス、過度の体重減少、過度の運動、環境の変化などが原因として挙げられます。
高プロラクチン血症
プロラクチンは下垂体から放出されるホルモンで乳汁を分泌させる働きがありますが、妊娠・授乳期以外にプロラクチン値が上昇し、無月経や乳汁分泌を認めるものを高プロラクチン血症といいます。
病因として、生理的因子では妊娠、授乳、運動、ストレスなどがあり、プロラクチンの上昇は一過性で可逆的ですが、過度にかつ長期間持続すると月経異常となることもあります。病的因子では、下垂体腫瘍、視床下部機能障害、薬剤性(向精神薬、抗うつ薬、制吐剤など)、甲状腺機能低下症などがあげられます。
多嚢胞性卵巣症候群
生殖年齢女性の5~8%に認められます。月経異常、男性ホルモン高値、多嚢胞卵巣を3主徴とし、肥満、にきび、多毛などが認められることもあります。
内分泌異常、糖代謝異常、遺伝、環境など複合的な因子により発症すると考えられています。
子宮体がん発生のリスク因子になります。
早期卵巣機能不全
早発卵巣不全(POF)は40歳未満に閉経と同様の状態になったものです。
大部分は原因不明ですが遺伝、自己免疫性疾患、卵巣に対する手術などが原因として挙げられます。
子宮性無月経
代表的なものとしてAsherman症候群があげられ、妊娠中絶(子宮内容除去術)などにより子宮内腔が癒着し無月経となったものです。

一時的なものや排卵をしているものについては治療の必要性はありませんが、長期間にわたる月経不順や無排卵は不妊症や子宮体がんの危険性が増加するため周期的に生理を起こす必要があります。

月経量・持続日数の異常

一般に月経血量は20~140g、月経持続日数は3~7日とされています。

  • 過多月経:月経量が異常に多いもの
  • 過少月経:月経量が異常に少ないもの

実際に月経量を測定することは難しく、ナプキンの交換の頻度や血の塊の有無で判断します。昼間に夜用ナプキンを頻回に交換する方、大きな血の塊が出る方、貧血を指摘されたことがある方は過多月経の可能性があります。

  • 過短月経:出血日数が2日以内のもの
  • 過長月経:出血日数が8日以上続くもの
過多月経・過長月経の原因
器質的疾患 子宮筋腫
子宮腺筋症
子宮内膜ポリープ
子宮内膜増殖症・子宮体がん
機能的疾患 無排卵周期症(排卵が起きない症状のこと)
黄体機能不全(黄体ホルモンが足りない状態)
甲状腺機能異常
血液凝固系異常 血液凝固異常
肝機能障害
抗凝固薬内服中
子宮内避妊具装着

過少月経・過短月経の原因は子宮内癒着などの器質的疾患や上記に記載した機能的疾患があります。

このようなお悩みに対して、当院ではまずエコー検査や血液検査などで原因を明らかにした上で、患者様の体調やライフスタイルに合わせた治療を心がけています。